迫りくる脅威① 「灰色カビ病」
こんにちは、中村農園の中村です。
2022年も3月下旬に差し掛かてきました。
1月2月ととても気温が低く、作物が思うように育たなかったのですが、
3月に入り、急激に暖かくなり、また降雨も適度にあったりで、
らっきょうの生育も目まぐるしく良くなってきてる中、
毎年この時期に気を付けなければならないのが
脅威の灰色カビ病!別名ボトリチス病です。
菌による病気で、高温(20~25℃)・多湿の条件下で広まります。
一度、この症状がでた箇所は回復することは、ほぼありません。(植物学の専門家ではないので断言はできません。
多くの作物がこの病気の対象になりますが、らっきょうも例外ではなく
生育期にかかると、甚大な被害がでるので気を抜けません。
対策の農薬は、2種類で①菌が入る前の予防と、②症状が進行しないように食い止めるです。
現状では有用なものも多く、①の予防が最も効果的で、
中村農園では①と、ミネラル管理による植物自身の免疫機能向上を行っております。
出荷までのこり1か月ちょっとになってきたので、まだまだ気を抜けないです。